【一級建築士 学科】模試の正しい使い方|成績に一喜一憂してはいけない理由

全体像・考え方(学科編)

※この記事は、建築が好きではなかった社会人が、一級建築士試験で何度も迷いながらたどり着いた
 実体験をもとに書いています。

一級建築士の学科試験対策で、
「とりあえず模試を受けておけば安心」
「判定が悪くて心が折れた」
そんな経験はありませんか。

結論から言うと、模試は使い方を間違えると逆効果です。
しかし、正しく使えば「合格に一気に近づく材料」にもなります。

この記事では、
模試を“実力測定”ではなく“戦略ツール”として使う方法を解説します。

模試の役割を勘違いしている人が多い

模試は本来、
「合否を判定するもの」ではありません。

それにもかかわらず、

  • 判定が悪くて勉強の手が止まる
  • 点数が良くて油断する
  • 偏差値で一喜一憂する

こうした状態になる人が非常に多いです。

模試は試験本番の代わりではない
この前提を、まず押さえる必要があります。


模試でやってはいけない使い方

模試で失敗する人の典型パターンは次の通りです。

  • 判定だけを見て安心・絶望する
  • 復習せずに「受けっぱなし」で終わる
  • 本番よりも模試の点数を気にする
  • 模試の順位で他人と比較する

これらはすべて、
学科の合否にほぼ関係ありません。

模試は「受けた時点」ではなく、
受けた後の行動で価値が決まります。


模試の正しい目的は「点数」ではない

模試の本当の目的は、次の3つだけです。

  • 時間配分の確認
  • 自分の弱点分野の可視化
  • 本番形式への慣れ

逆に言えば、

  • 高得点を取ること
  • 良い判定をもらうこと

これらは副産物でしかありません。


模試はいつ受けるべきか

模試を受けるタイミングを間違えると、
意味が薄れます。

基本的な考え方はこうです。

  • 勉強初期:受ける必要はない
  • 中盤:弱点把握のために1回
  • 直前期:時間配分とメンタル調整

「何度も受けるほど有利」というものではありません。


模試後に必ずやるべき復習の流れ

模試後にやるべきことは、点数確認ではありません。

やるべき順番は次の通りです。

  1. 間違えた問題を分野別に分類
  2. 「知らなかった」「判断ミス」を切り分ける
  3. 二度と落とさない問題だけを残す
  4. 次の勉強計画に反映させる

模試は復習して初めて意味を持ちます。


模試の結果を勉強計画にどう反映させるか

模試は、
「この先、何をやらないか」を決める材料です。

  • 伸びにくい分野を深追いしない
  • 伸びる分野を得点源にする
  • 配点の割にコスパが悪い分野を見切る

この判断ができる人ほど、
学科は安定します。


模試を受けなくても受かる人・落ちる人

実際、
模試をほとんど受けずに合格する人もいます。

一方で、
模試を何回も受けても落ちる人もいます。

差を分けるのは、

  • 模試を「確認」に使っているか
  • 模試を「評価」と勘違いしているか

この一点です。


まとめ:模試は“判断材料”であって“評価”ではない

模試は、
あなたの価値や合否を決めるものではありません。

次に何をすべきかを教えてくれる材料
それ以上でも以下でもないのです。


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