一級建築士の学科試験で、最後に合否を分ける科目はどこか。
多くの受験生を見てきて断言できるのが、計画・環境です。
法規や構造で大崩れしない実力がある人ほど、
**「計画・環境をどう扱ったか」**で合否が決まります。
この記事では、
**計画・環境で合否が決まる“瞬間”**を具体的に整理します。
なぜ計画・環境が合否を分けるのか
計画・環境は
- 暗記だけでも取れる
- でも理解が浅いと一気に落とす
という振れ幅が大きい科目です。
つまり
「最低限は取れるが、詰め切れない人が多い」
この“詰め切れるかどうか”が、
総合点での合否を左右します。
合否が決まる瞬間①「あと1問」を拾えるか
試験後、自己採点でよくあるのが
合格点まであと1〜2点足りなかった
この1点が、計画・環境から出ています。
- どこかで見たことはある
- 選択肢で迷った
- 最後に外した
この問題を拾えるかどうかで、
合格と不合格が分かれます。
合否が決まる瞬間② あいまい知識が残っているか
計画・環境は
**「なんとなく知っている」**が一番危険です。
- 用語は聞いたことがある
- でも正確な定義が言えない
- 数値の大小関係が曖昧
こうした知識は、
本番ではほぼ確実に外します。
逆に、
これは絶対に合っている
と言い切れる知識があるかどうかが、
合否の分かれ目です。
合否が決まる瞬間③ 計画と環境を“一体”で見られるか
計画と環境は
別科目のようで、実はつながっています。
- 建築計画 × 採光・換気
- 建築計画 × 音環境
- 建築計画 × 温熱環境
これを
「計画は計画、環境は環境」
と分けて覚えている人は伸びません。
建物をイメージして理解できているか
ここで差がつきます。
合否が決まる瞬間④ 直前期の扱い方を間違えたか
直前期にありがちな失敗が
- 計画・環境は後回し
- 得意だから見なくていい
- 暗記科目だから直前でいい
結果、
知識が浅いまま本番を迎える。
計画・環境は
直前期に“仕上げる”科目です。
放置した瞬間、合否はほぼ決まります。
計画・環境で落ちる人の共通パターン
- 計画は暗記だけでいけると思っている
- 環境設備を理解せず語呂で処理している
- 直前期に復習量が足りていない
- 「まあ大丈夫」と根拠なく判断している
このどれかに当てはまる人は、
要注意です。
計画・環境で受かる人の思考回路
- 数値・用語を言葉で説明できる
- 建物の使われ方をイメージできる
- 過去問で迷った理由を言語化している
- 直前期も必ず計画・環境を触っている
この状態まで来ていれば、
計画・環境は得点源になります。
次に読むべき記事
👉「計画・環境の勉強時間配分」
計画・環境にどれくらい時間をかけるべきかを具体的に整理しています。
「やりすぎ」「足りなさすぎ」を防ぐための基準が分かります。
👉「環境設備が伸びない原因」
点数が伸びない人に共通する“勘違い”を解説しています。
努力が空回りしている人ほど、先に読んでほしい内容です。
👉「計画をなめて落ちる人の特徴」
計画を軽視した結果、どこで失点するのかを具体例で説明しています。
同じ失敗を避けるためのチェック記事です。
