一級建築士 学科5科目の難易度ランキング|独学目線で本音解説

全体像・考え方(学科編)

※この記事は、建築が好きではなかった社会人が、一級建築士試験で何度も迷いながらたどり着いた
 実体験をもとに書いています。

一級建築士の学科試験は、
「5科目すべて難しい」という印象を持たれがちです。

ですが、このブログで一貫して伝えている通り、
5科目は“同じ難しさ”ではありません。

この記事では、
・実際に受験した体感
・過去問の安定性
・社会人・独学との相性

これらを踏まえて、
学科5科目を「難易度順」にランキング化します。

これから勉強を始める人も、
科目配分で迷っている人も、
戦略を組み立て直す判断材料にしてください。


学科5科目の難易度は人によって変わる

まず前提として、
このランキングは絶対評価ではありません。

・設計職か
・現場経験があるか
・学生時代の得意不得意

によって感じ方は変わります。

ただし、
「多くの受験者がつまずく順番」
「点数が安定しにくい順番」

という意味では、かなり再現性の高い並びです。


学科5科目の難易度ランキング【結論】

結論から書くと、難易度は次の順です。

難しい → 易しい

  1. 構造
  2. 法規
  3. 計画
  4. 環境・設備
  5. 施工

それぞれ理由を解説します。


第1位|構造(最難関)

構造が最難関になる理由は明確です。

・計算問題がある
・理解不足がそのまま失点になる
・過去問暗記が通用しにくい

さらに、
「捨て方を間違えると即不合格」
という危険な科目です。

苦手意識を持つ人が多く、
後回しにされがちなのも難易度を上げています。


第2位|法規

法規は「暗記科目」と誤解されやすいですが、
実態は時間管理と慣れの科目です。

・条文を引けない
・数字を見落とす
・時間が足りなくなる

このどれかで失点します。

理解よりも
**「訓練量の差が点数に直結」**するため、
早めに対策できない人ほど難しく感じます。


第3位|計画

計画は範囲が広く、
どこまでやればいいか分かりにくい科目です。

・暗記量が多い
・毎年少しずつ出題傾向が変わる
・過去問の安心感が薄い

ただし、
出題パターンを整理できれば
極端に落とす科目ではありません。


第4位|環境・設備

環境・設備は、
「難しそうに見えて実は安定しやすい」科目です。

・頻出分野がはっきりしている
・計算問題が限定的
・捨て問の判断がしやすい

正しく対策すれば
得点源にもなりやすい中堅ポジションです。


第5位|施工(最も安定)

施工は、
最もコスパが良い科目です。

・過去問の再現性が高い
・暗記中心で対応できる
・勉強量が点数に直結しやすい

後回しにすると痛いですが、
正しくやれば
安定して点が取れる科目でもあります。


難易度ランキングの正しい使い方

このランキングは、
「苦手科目を決めるため」のものではありません。

正しい使い方は、
・時間配分を考える
・後回しにすると危険な科目を知る
・最初に点を取りに行く科目を決める

そのための戦略材料です。


まとめ|「難しい科目」より「落としやすい科目」に注意

学科試験で本当に怖いのは、
「難しい科目」ではありません。

・油断して対策が浅くなる科目
・なんとなく後回しにした科目

こうした落とし穴科目です。

難易度ランキングを使って、
自分の勉強順を設計すること
合格への近道になります。


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