一級建築士学科試験の直前期。
「計画」は、やっているつもりでも点が安定しない科目です。
暗記量は多く、範囲も広い。
にもかかわらず、直前期にやり方を間違えると、努力が得点に変わらないまま本番を迎えてしまいます。
この記事では、
計画の直前期に“やるべきこと・やらないこと”を明確にし、最低限の得点を取り切るための対策を整理します。
1. 計画の直前期が一番ブレやすい理由
計画は、
・暗記量が多い
・問題文が長い
・選択肢がどれも正しそうに見える
この3点が重なり、直前期ほど不安が増える科目です。
その結果、
- 新しい知識を詰め込もうとする
- 細かい数値や例外に手を出す
- 「理解できていない気がする」と迷走する
こうした行動が、得点を不安定にする最大の原因になります。
2. 直前期の計画で最優先すべき考え方
直前期の計画で最も大事なのは、
「完璧を目指さない」ことです。
この時期に必要なのは、
- すでに出ている論点を落とさない
- 見たことのある問題で迷わない
つまり、
新しい知識を増やすより、既存の知識を整理する段階です。
3. 直前期にやるべき勉強内容
過去問の「論点単位」での確認
直前期は、
年度別に解き直すよりも、論点ごとに横断して確認します。
- 学校建築
- 劇場・ホール
- 高齢者施設
- バリアフリー
- 動線・ゾーニング
「このテーマは、どんな聞かれ方をしてきたか」を
思い出せる状態にしておくことが重要です。
正解肢だけでなく「間違い方」を確認する
計画は、
ひっかけ方が毎年似ています。
- 主語が変わる
- 数値が微妙にズレる
- 対象建築物が違う
正解肢を覚えるだけでなく、
「これはなぜ誤りなのか」を説明できるかを確認します。
捨てる分野を明確にする
直前期に全範囲を完璧にするのは不可能です。
- 出題頻度が低い
- 毎年マニアック
- 自分が一度も安定したことがない
こうした分野は、
最初から深追いしない判断も必要です。
4. 直前期にやってはいけないこと
新しいテキスト・資料に手を出す
直前期に新しい教材を増やすと、
「やった感」だけが増えて整理が進みません。
不安になった時ほど、
今まで使ってきた過去問とノートに戻るべきです。
計画を理解科目にしようとする
直前期に
「全部理解しよう」とするのは危険です。
計画は、
理解7割・暗記3割くらいで十分得点できます。
直前期は、
考え込まずに判断できる状態を作ることが優先です。
5. 計画を「捨て科目」にしないための現実的ライン
計画は、
満点を狙う科目ではありません。
目標は、
足切りを確実に超え、平均点を下回らないこと。
- 難問は落としてOK
- 見たことのある問題は確実に拾う
- 迷ったら「過去問で見た考え方」を選ぶ
この割り切りが、
本番での安定感につながります。
6. まとめ:直前期の計画は「整理」と「取捨選択」
計画の直前期対策は、
新しいことをやる時期ではありません。
- 過去問の論点整理
- 間違い方の確認
- 捨てる分野の決断
これだけで、
直前期の不安は大きく減ります。
次に読むべき記事
☞ 「計画をなめて落ちる人の特徴」
直前期に焦って失敗する人には、共通した思考パターンがあります。
なぜ計画で失点が続くのか、その根本原因を整理しておくことで、直前期の判断ミスを防げます。
