一級建築士の学科対策を始めると、ほぼ必ず出てくる疑問があります。
「過去問ノートは作るべきか?」という問題です。
SNSや合格体験談を見ると
・作った方がいい
・作らなくても受かった
と意見が真っ二つに割れます。
この記事では、
「過去問ノートが必要な人」と「作らなくていい人」の違いを整理し、
このブログの一貫した結論として “どう判断すべきか” をはっきりさせます。
過去問ノートとは何を指しているのか
ここで言う「過去問ノート」とは、
単なるメモではなく、
・間違えた問題を書き写す
・選択肢ごとに解説を整理する
・自分用のまとめノートを作る
といった 時間をかけて作り込むノート を指します。
付箋やマーカー程度の軽い整理とは、明確に別物です。
過去問ノートを作るメリット
過去問ノートには、確かにメリットもあります。
・知識を一度「自分の言葉」に変換できる
・理解型の人には頭の整理になる
・暗記が苦手な人には安心感がある
特に、
「テキストを読んでも頭に残らない人」には
一度ノートに落とす行為が有効な場合もあります。
過去問ノートの致命的なデメリット
一方で、学科試験との相性を考えると
無視できないデメリットがあります。
・作ること自体が目的になりやすい
・時間がかかりすぎる
・回転数が極端に落ちる
一級建築士学科は
知識量 × 出題パターン慣れ がすべてです。
ノート作成に時間を使うほど、
過去問を「解く回数」が減っていきます。
過去問ノートが「必要な人」の特徴
それでも、過去問ノートが向いている人はいます。
・文章化しないと理解できない
・ミスの原因が毎回バラバラ
・回転数より理解を優先すべき初期段階
ただしこの場合も、
全問題をノート化する必要はありません。
「何度も間違える論点だけ」に限定することが前提です。
過去問ノートが「不要な人」の特徴
多くの受験生はこちらに当てはまります。
・過去問を回せば徐々に点が伸びる
・間違いの傾向が似ている
・時間が限られている社会人
このタイプの人がノートを作ると、
合格が遠のくケースの方が多いです。
過去問ノートを作るなら最低限守るルール
どうしても作るなら、以下だけは守ってください。
・1問につき数行まで
・図表や写経はしない
・1周目か2周目までに限定
「きれいなノート」は一切不要です。
見返す前提で作らないことが重要です。
このブログの結論:過去問ノートは必須ではない
このブログの結論は一貫しています。
過去問ノートは「必須ではない」
むしろ、
・回転数
・間違えた理由の把握
・同じミスを潰す意識
これらの方が、合否への影響は圧倒的に大きいです。
ノートを作るかどうかで迷う時間があるなら、
1問でも多く過去問を解いた方が確実に前に進みます。
次に読むべき記事
👉「間違えた問題の復習方法」
過去問ノートを作らない場合、代わりに何をすべきかを具体的に解説しています。
「解きっぱなし」にならないための現実的な復習ルールが分かります。
👉「過去問の回転数と合格率」
過去問を何周すれば合格ラインに届くのかを、感覚論ではなく整理しています。
ノート作成に時間を使うべきか判断する材料になります。
👉「過去問を丸暗記していいのか」
ノート派・非ノート派どちらにも関係する重要テーマです。
学科試験で求められている「暗記」の正体を理解できます。
👉「過去問1周目の正解ムーブ」
最初の1周目でやっていいこと・やってはいけないことを明確にします。
過去問ノートで迷う前に読むべき内容です。
