「過去問を始めたけど、これで合ってるのか分からない」
「1周目から時間をかけすぎて、全然進まない」
一級建築士試験の学科で、
多くの人が最初に迷子になるポイントが「過去問1周目」です。
この記事では、
**合格者が実際にやっていた“1周目の正解ムーブ”**を整理します。
完璧主義にならず、でも雑にもならない。
ちょうどいい立ち位置を知るための記事です。
過去問1周目の役割を勘違いすると失敗する
過去問1周目の目的は、
「正解できるようになること」ではありません。
本当の役割はこの3つです。
- 試験問題のクセを知る
- 自分の理解レベルを把握する
- 勉強の優先順位を決める材料を集める
ここを勘違いして、
最初から完璧を目指すと一気に苦しくなります。
1周目でやってはいけないNGムーブ
いきなり正答率を気にする
1周目で点数は意味がありません。
「できない問題がある=失敗」ではないです。
解説を全部暗記しようとする
1問に30分かけるのは完全にオーバー。
1周目は深追いしない勇気が必要です。
ノートを作ることが目的になる
まとめる作業で満足して、
問題の流れが頭に残らない人がかなり多いです。
過去問1周目の正解ムーブ【5ステップ】
① 時間を測らずに解く
最初は制限時間不要です。
考え方と選択肢の構造を観察することが目的。
② 分からなくても必ず選択肢を読む
正解・不正解より
「どういう聞かれ方をしているか」を見る。
③ 解説は“理解できるところまで”
全部理解しなくてOK。
「今はここが弱い」と分かれば十分です。
④ 印を3種類だけつける
- ◎:自力で理解できた
- △:なんとなく分かる
- ×:今は無理
これだけでOK。細かすぎる分類は不要です。
⑤ 復習はしないで次へ進む
1周目はとにかく前に進む。
復習は2周目以降の仕事です。
科目別・1周目の意識の違い
- 計画・環境
用語と頻出テーマの把握が目的 - 法規
条文の場所と出題パターンを知る - 構造
「計算が出る分野」を見極める - 施工
暗記で取れる問題の量を把握
科目ごとに、
「できなくていい理由」が違うと知るだけでも気が楽になります。
1周目が終わった時の正しい状態
1周目終了時点での理想は、
- ほとんど覚えていない
- 正答率も低い
- でも、問題の雰囲気は分かる
これでOKです。
むしろ、
「全部覚えてる」「完璧に理解した」
という状態の方が、
時間を使いすぎている可能性が高いです。
まとめ:1周目は「準備運動」でいい
過去問1周目は、
合否を決めるフェーズではありません。
- 走り出す前のストレッチ
- 地図を見る時間
- 自分の現在地を知る作業
このくらいの位置づけでちょうどいいです。
焦らず、でも止まらず。
それが1周目の正解ムーブです。
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1周目で集めた「△・×」をどう得点に変えるかを整理しています。
👉「過去問がつらくなる瞬間」
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