スクールに向いている人・独学に向いている人

試験全体・戦略

― 二級建築士で「学科は独学・製図はスクール」を選んだ自分の話 ―
建築士試験を考えたとき、
ほぼ全員が一度は悩むのがこれです。

  • スクールに通うべきか
  • 独学でいけるのか

自分は二級建築士の受験で、
学科は独学・製図はスクール
という選択をしました。

結果として合格はできましたが、
正直に言うと「かなり遠回りした」と感じています。

この記事では、

  • スクールに向いている人
  • 独学に向いている人
  • 学科と製図で選び方を変えていい理由
  • 勉強の順序やペースで苦戦した実体験

を、きれいごと抜きで書いていきます。


結論:向き・不向きは「性格」と「迷いやすさ」で決まる

最初に結論です。

  • 正解は一つじゃない
  • 「独学=偉い」「スクール=楽」はどちらも間違い
  • 重要なのは
    👉 迷わず前に進めるかどうか

この視点で読むと、自分の立ち位置が見えてきます。


独学に向いている人の特徴

まずは独学が向いている人です。

① 勉強の全体像を自分で組み立てられる人

  • 試験制度を調べるのが苦じゃない
  • 「今、何をやるべきか」を自分で判断できる
  • 過去問・テキストの取捨選択ができる

こういう人は、独学でもブレません。


② ペース管理ができる人

  • 今日はこれだけやる、と決めて淡々と進められる
  • サボっても翌日で帳尻を合わせられる
  • 周りと比べすぎない

独学最大の敵は「不安」ですが、
ペース管理ができる人は不安に飲まれません。


③ 分からないまま進めることができる人

建築士試験は、
100%理解してから次に進むと一生終わりません。

  • 7割理解で先に進める
  • 「今は気にしない」を割り切れる

この感覚がある人は独学向きです。


スクールに向いている人の特徴

次に、スクールが向いている人です。

① 勉強の順序が分からなくて止まる人

これは、過去の自分そのものです。

  • 何から手をつければいいか分からない
  • 今やっている勉強が正解か不安
  • ネットやSNSを見て迷子になる

この状態になる人は、
スクールで「道」を示してもらった方が早いです。


② 強制力がないと続かない人

  • 仕事が忙しいと勉強が後回しになる
  • 自分に甘いと自覚がある
  • 誰かに見られていないとやらない

スクールの価値は、
**教え方よりも「縛り」**だったりします。


③ 製図の正解が分からない人

特に製図は、

  • 何が合否を分けているのか
  • どこまでやれば十分なのか
  • 自分の図面が「ダメ」なのか「普通」なのか

独学だと判断できません。

この不安を消せるだけでも、
製図スクールに通う意味はあります。


自分の実体験:学科は独学、製図はスクール

ここからは、少し具体的な話をします。

学科を独学にした理由

二級建築士の学科は、

  • 過去問中心
  • 出題傾向が比較的安定
  • 正解・不正解がはっきりしている

「これは独学でいけるだろう」と判断しました。

実際、学科は独学で問題なかったです。


でも一番きつかったのは「勉強の順序」

学科独学で一番苦戦したのは、

  • どの科目から始めるか
  • どこまでやれば十分か
  • 今のペースで間に合うのか

この判断がずっと不安でした。

「これで合ってるのか…?」
と考える時間が一番ムダだったと思います。


製図は迷わずスクールを選んだ

一方、製図は最初からスクールにしました。

理由は単純で、

  • 独学で落ちてる人を何人も見ていた
  • 正解が見えない試験だと感じていた
  • 時間を無駄にしたくなかった

結果として、
製図はスクールにして正解だったと思っています。


学科と製図で「選び方を変える」のはアリ

よくある勘違いですが、

スクールか独学か、どちらかに統一しなければならない

そんなルールはありません。

  • 学科:独学
  • 製図:スクール

この組み合わせは、かなり現実的です。

特に社会人の場合、
お金より時間の方が貴重です。


迷う人ほどスクールを検討していい

最後に一つだけ伝えたいことがあります。

スクールに通うか迷っている時点で、
実はもう答えは出ていることが多いです。

  • 迷っている
  • 不安が消えない
  • 何度も同じ検索をしている

この状態なら、
スクールを検討する価値は十分あります。


まとめ|選ぶ基準は「楽かどうか」じゃない

  • 独学は、自由だけど迷いやすい
  • スクールは、楽じゃないけど迷いにくい
  • 向き不向きは「頭の良さ」ではなく「性格」

自分の性格と現実を見て、
一番前に進める方法を選んでください。

遠回りしないことが、
結果的に一番の近道です。