― 製図試験の記述を難しく考えすぎていないか ―
製図試験の記述が苦手だと感じている人ほど、
実は共通した勘違いをしています。
それは、
記述は「正解っぽいこと」を書かなければいけない
という思い込みです。
この考えに引っ張られた瞬間から、
記述は一気に難しくなります。
記述が苦手な人に共通する思い込み
記述が弱い人ほど、こんなことを考えがちです。
- 評価されそうな言葉を使わなきゃ
- 模範解答っぽく書かなきゃ
- 設計者としての視点を見せなきゃ
その結果どうなるかというと、
・抽象的な表現が増える
・どこかで見た文章の寄せ集めになる
・自分の図面と微妙にズレた説明になる
つまり、
自分で描いた図面を、自分で否定する記述になっていきます。
製図試験の記述は作文ではない
はっきり言っておきます。
製図試験の記述に、
うまい文章は必要ありません。
必要なのは、
- この図面で
- 何を意図して
- どう成立させているか
この3点を、
そのまま言葉にできるかどうかだけです。
文章を書こうとすればするほど、
記述は図面から離れていきます。
記述は作文ではなく、
図面の説明文です。
模範解答を真似しても記述が安定しない理由
スクールや参考書の模範解答を見て、
これを書けるようになれば大丈夫
と思ったことがある人も多いと思います。
しかし、模範解答をそのまま使おうとすると、
ほぼ確実にこうなります。
- 自分の図面と合わない
- 一部だけ無理やり当てはめる
- つじつま合わせが始まる
結果として、
記述が図面の足を引っ張る形になります。
模範解答は「正解」ではありません。
あくまで一例です。
記述が安定しない人の思考パターン
記述が毎回ブレる人には、
共通した思考の流れがあります。
- 図面がまだ固まっていない
- 記述で何とかしようとする
- 書きながら内容を考え始める
順番が逆です。
図面が先、記述は後。
記述は
「考える作業」ではなく
「説明する作業」です。
まとめ
記述が弱い原因は、
能力や経験ではありません。
考えすぎていることです。
評価される文章を書こうとせず、
描いた図面をそのまま説明する。
それだけで、
記述は一気に安定します。
記述の役割そのものが曖昧な人は
👉製図試験の記述は何を見られているのか
