大小いろいろな会社を渡り歩いた理由とそこで得られたもの

自己紹介

大手ゼネコン子会社→小さな工務店→大手不動産会社→地元のハウスメーカーという経歴

はじめに

この経歴を見ると、
「軸がない人」「転職が多い人」
そう感じる人もいるかもしれません。

ですが実際は、その時々で
自分に足りなかったものを埋めるために移動してきた
というのが正直なところです。

このブログが一貫して伝えている
「遠回りでも、迷いながらでも前に進めばいい」
という考え方は、この職歴そのものから来ています。


大手ゼネコン子会社に入った理由

当時の彼女に背中を押されて最初に選んだのは、大手ゼネコンの子会社でした。

理由はシンプルで、
・安定していそう
・建築の基礎を学べそう
・名前を聞いたことがある

今思えば、
「建築がやりたい」というより
「失敗しにくそうな選択」をしただけだったと思います。

現場管理を中心に経験は積めましたが、
建物が完成する流れの一部しか見えていない感覚が、
次第に強くなっていきました。


小さな工務店へ移った理由

次に選んだのは、規模の小さな工務店でした。

ここでは、
・設計
・現場
・施主対応
・積算
と、建築に関わる一連の流れを一気に経験します。

仕事は楽ではありませんでしたが、
「建物がどうやって成り立っているか」
を初めて立体的に理解できた時期でもあります。

一級建築士を取得できたのも、この環境が大きかったです。


大手不動産会社へ移った理由

工務店で一通りの実務を経験したあと、
次に気になり始めたのが
「建物は、どう使われ、どう評価されるのか」
という視点でした。

そこで選んだのが、大手不動産会社です。

ここでは、
・収益性
・維持管理
・数字としての建築
を強く意識するようになります。

設計や施工だけでは見えなかった
「建築の現実的な立ち位置」を知れたのは、
今でも大きな財産です。


地元のハウスメーカーを選んだ理由

最終的に落ち着いたのが、地元のハウスメーカーです。

理由は派手ではありません。
・生活と仕事の距離感
・設計にしっかり向き合える環境
・これまでの経験を全部使える場所

どこか一社で完結するキャリアではなく、
それぞれの場所で得たものが、
今の仕事につながっています。


転職を繰り返したからこそ分かったこと

この経歴を振り返って思うのは、
「最初から正解を選ぶ必要はなかった」ということです。

・建築が好きじゃなくても
・遠回りしても
・迷い続けても

続けていれば、少しずつ視界は広がる。

この感覚は、
一級建築士試験の勉強ともよく似ています。


このブログで伝えたいこと

このブログは、
成功談や華やかなキャリアを語る場所ではありません。

迷いながら、止まりながら、
それでも前に進んできた記録です。

もし今、
・仕事に違和感がある
・勉強が不安
・自分の選択に自信がない

そんな状態なら、
この遠回りだらけの経歴も、
少しは参考になるかもしれません。


次に読むべき記事

☞ 「工業高校卒、建築のことをよく知らないまま社会に出た話

この職歴の前段にあたる、
「そもそも何も分かっていなかった頃」の話をまとめています。
なぜこんな回り道をすることになったのか、
その背景がよりはっきりすると思います。
※試験とはあまり関係ないので、息抜きにでも読んでみて下さい。