一級建築士学科試験の勉強をしていると、
誰もが一度は悩みます。
「計算問題って、どこまでやるべき?」
「捨てるのは逃げなのか?」
このブログでは一貫して、
「全部できるようになる」より
合格に必要な点を最短で取る
という考え方を大切にしています。
この記事では、
計算問題を“感情”ではなく“戦略”で捨てるための判断基準
を整理します。
1. 計算問題を捨てる=不真面目、ではない
まず前提として。
計算問題を捨てることは、手抜きではありません。
学科試験は
「努力量」ではなく
「点数の合計」で合否が決まる試験です。
すべての問題を理解し、解けるようにする必要はありません。
2. 学科試験における計算問題の立ち位置
計算問題は主に、
- 構造
- 環境設備
に出題されます。
特徴は以下の通りです。
- 1問あたりの配点は他と同じ
- しかし解答に時間がかかる
- ケアレスミスで失点しやすい
- 年によって難易度のブレが大きい
つまり、
コスパが不安定な問題です。
3. 計算問題を捨てていい人・ダメな人
捨ててもいい人
- 社会人で勉強時間が限られている
- 暗記系で点が取れるタイプ
- 過去問で計算の正答率が低い
- 本番で焦るとミスが増える
捨てない方がいい人
- 計算が得意で再現性が高い
- 過去問で安定して取れている
- 時間配分に余裕がある
向き・不向きで判断してOKです。
4. 捨てる判断基準① 再現性があるか
重要なのは、
「分かる」ではなく「毎回正解できるか」
です。
- 解説を見れば理解できる
- でも時間制限下では解けない
この状態なら、
その計算問題は 得点源ではありません。
5. 捨てる判断基準② 時間対効果が合っているか
例えば、
- 計算1問に10分かかる
- でも暗記問題なら同じ時間で3問取れる
この場合、
計算に時間を使うほど不利になります。
学科は「満点試験」ではありません。
6. 捨てる判断基準③ 本番で安定するか
模試や過去問で、
- 家では解ける
- 本番形式だとミスる
この差がある人は要注意です。
本番で安定しない問題は、
点数計算に入れてはいけません。
7. 「完全放棄」と「最低限」の違い
「捨てる」と言っても、
- 公式すら見ない
- 問題文も読まない
という意味ではありません。
おすすめは、
- よく出る公式だけ押さえる
- 数字がきれいな問題だけ拾う
- 難しそうなら即スキップ
“拾える計算だけ拾う” というスタンスです。
8. 計算を捨てた人がやるべき代替戦略
計算を削った分、
- 暗記で確実に取れる分野
- 文章問題
- 過去問のパターン問題
を徹底的に固める方が、
合格率は上がります。
9. 計算問題で失敗する人の共通点
落ちる人に多いのが、
- 計算が苦手なのに全部やろうとする
- 時間を奪われて他が崩れる
- 本番で1問に固執する
計算問題は、
ハマった時点で負けです。
10. まとめ|計算は“得点源”ではなく“調整弁”
計算問題は、
- 得意な人にとっては武器
- 苦手な人にとっては罠
どちらにもなります。
大切なのは、
自分の合格ルートに計算を入れるかどうかを決めること。
次に読むべき記事
☞ 「計算問題はどこまでやるべきか」
計算を完全に捨てるのではなく、
「やる範囲をどう線引きするか」を
もう一段具体的に整理しています。
捨てる判断に迷いが残っている人は、
セットで読むと方針が固まります。

