※この記事は、建築が好きではなかった社会人が、一級建築士試験で何度も迷いながらたどり着いた
実体験をもとに書いています。
一級建築士の学科試験は、
「どれだけ勉強したか」よりも
**「何に・どれくらい時間を使ったか」**で結果が分かれます。
このブログでは一貫して、
・根性論に頼らない
・忙しい社会人でも再現できる
・学科で“確実に足切りを超える”
という現実的な考え方を軸にしています。
この記事では、学科合格者が実際に使っていた勉強時間配分の考え方を整理し、
「やらなくていいこと」「後回しにしていいこと」も含めて解説します。
学科合格者の勉強時間はどれくらいか
学科合格者の総勉強時間は、人によって大きく異なります。
ただし、よく見ていくと共通点があります。
- 平均的には 600〜900時間程度
- 毎日長時間ではなく、継続前提の配分
- 全科目を均等にはやっていない
重要なのは総時間よりも、
**「どの科目に厚く、どこを薄くしたか」**です。
勉強時間配分の大前提は「満点狙いを捨てる」こと
学科試験は相対評価ではなく、
足切り+総合点で決まります。
つまり、
- 得点源を作る科目
- 最低限で止める科目
を明確に分けた人ほど、
勉強時間配分がシンプルになります。
合格者ほど「全部理解しよう」とはしていません。
学科5科目の基本的な時間配分
あくまで目安ですが、合格者に多い配分は次のような形です。
- 法規:25〜30%
- 計画・環境:20〜25%
- 施工:20%前後
- 構造:15〜20%
- その他(復習・横断整理):5〜10%
この配分は、
「点が安定しやすい科目」に時間を寄せているのが特徴です。
時間をかけすぎて失敗しやすい科目
多くの人がハマるのが構造です。
- 理解に時間がかかる
- 成果が出るまでが遅い
- 勉強している“気”になりやすい
構造は時間無制限でやる科目ではありません。
合格者ほど、
「取る問題・捨てる問題」を早めに決めています。
直前期に勉強時間配分を変えるべき理由
直前期(1か月前〜)は、
通常期と同じ配分で勉強すると失敗します。
この時期は、
- 新しい理解 → ほぼ不要
- 得点の再現性 → 最優先
そのため、
- 法規・施工の比重を上げる
- 構造は“確認”レベルに落とす
という配分変更をしている人が多いです。
勉強時間が少ない人ほど配分が重要になる
社会人で、
- 平日1時間
- 休日まとめ取り
という人ほど、
「今日は何をやらないか」を決める必要があります。
勉強時間が少ない人ほど、
- 配分ミス=即不合格
になりやすいのが学科試験です。
学科合格者に共通する時間の使い方
最後に、学科合格者に共通する点をまとめます。
- 全科目を平等に扱っていない
- 苦手科目に“上限時間”を設けている
- 得点源科目を最後まで磨いている
- 配分を途中で修正している
「頑張った時間」ではなく、
**「配分を間違えなかったこと」**が合否を分けています。
次に読むべき記事
👉「学科で75%取るための考え方」
学科全体をどう捉え、どこで点を取りにいくのかを整理した記事です。
今回の時間配分を、得点戦略に落とし込むための前提として読んでおくと理解が深まります。
👉「平日1時間しか取れない人の戦略」
勉強時間が限られている人向けに、科目選択と時間配分をさらに絞った考え方を解説しています。
忙しい社会人ほど、この視点を持っておくことが重要です。
