一級建築士の学科勉強で、かなり多くの人が悩むのが
「テキストと過去問、どれくらいの比率でやればいいのか」という問題です。
この記事では、
このブログが一貫して伝えている“過去問中心の考え方”を前提に
時期ごとの最適な比率と、失敗しやすい配分を整理します。
なぜ「比率」で悩む人が多いのか
多くの人が比率で悩む理由はシンプルです。
- テキストをやっていないと不安になる
- でも過去問をやらないと点が伸びない
- どちらかに偏ると「これでいいのか」と迷う
この迷い自体は自然ですが、
比率の考え方を間違えると遠回りになります。
テキストと過去問は役割が違う
まず前提として、この2つは役割が違います。
- テキスト:
知らない分野を「把握する」ためのもの - 過去問:
試験に「受かる力」を作るためのもの
学科試験は、理解度テストではありません。
試験問題を処理できるかどうかで合否が決まります。
勉強初期のおすすめ比率
学科勉強を始めたばかりの時期は、
- テキスト:3
- 過去問:7
このくらいが現実的です。
テキストは「完璧に理解するため」ではなく、
過去問を解くための最低限の下地として使います。
勉強中盤のおすすめ比率
一通りの範囲に触れたあとは、
- テキスト:2
- 過去問:8
この段階では、
分からない部分だけをテキストで確認する形がベストです。
直前期のおすすめ比率
直前期は、はっきり言ってしまうと、
- テキスト:1
- 過去問:9
もしくは、それ以上に過去問寄りになります。
新しい知識を増やすより、
今持っている知識で点を取り切る練習が重要です。
テキスト比率が高すぎる人の末路
テキスト比率が高い人にありがちな状態です。
- 内容は理解している気がする
- でも過去問を解くと点が取れない
- 本番レベルを知らないまま試験日を迎える
これは「勉強しているのに受からない」典型パターンです。
過去問比率が高すぎて失敗するケース
一方で、過去問だけでも失敗します。
- 理由が分からないまま答えを覚える
- 問い方が変わると対応できない
- 科目によって点の波が大きい
最低限のテキスト理解がないと、
過去問の効果は頭打ちになります。
迷ったときの比率調整ルール
迷ったら、この基準で考えてください。
- 今やっているテキストは、過去問の正答率を上げているか
- その時間を過去問に使った方が点が伸びないか
この問いに即答できないなら、
比率は過去問寄りに修正すべきサインです。
まとめ:正解は一つではないが、外してはいけない軸がある
テキストと過去問の比率に絶対的な正解はありません。
ただし、外してはいけない軸があります。
- 主役は過去問
- テキストは補助
- 比率は進行度で変える
この考え方を守るだけで、
学科勉強の迷いはかなり減ります。
次に読むべき記事
👉「テキストと過去問の比較」
テキスト派・過去問派で迷っている人向けに、
それぞれのメリット・デメリットを整理した記事です。
👉「過去問の回転数と合格率」
過去問を何周すればいいのか分からない人向けの記事です。
比率だけでなく、量の考え方も明確になります。
👉「過去問を信じ切れなかった人の失敗」
テキストに戻り続けてしまった人がなぜ落ちたのかを解説しています。
過去問中心に切り替える判断材料になります。
