計画と環境は、
「暗記科目だから後でいい」
「直前期にまとめてやればいい」
そう思われがちな科目です。
ですが実際には、この2科目の時間配分ミスが足切り・不合格の引き金になるケースは
少なくありません。
この記事では、一級建築士学科における
計画・環境の現実的な勉強時間配分と、
後回しにしないための考え方を整理します。
計画・環境は「軽い科目」ではない
計画と環境は、計算量が少ないため
「短時間で仕上がる科目」と思われがちです。
しかし実際は、
- 出題範囲が広い
- 問題のクセが強い
- 曖昧理解だと一気に落とす
という特徴があります。
時間をかけない=効率がいい、ではありません。
計画と環境の出題特性の違い
計画の特徴
- 条文・数値・事例が混在
- 感覚で選ぶと外す問題が多い
- 「知っているつもり」が一番危険
環境の特徴
- 暗記+簡単な理屈理解
- 数字問題はパターン化されやすい
- やれば安定しやすいが、放置すると壊滅
同じ括りでも、時間のかけ方は同じにすべきではありません。
学科全体から見た計画・環境の時間比率
学科全体を100とした場合の目安は以下です。
- 計画:15〜20%
- 環境:10〜15%
合計で25〜35%程度を、計画・環境に割くイメージです。
「法規・構造・施工に時間を取られすぎて、計画環境が最後に残る」
この状態が一番危険です。
計画の勉強時間配分の考え方
計画は、
早めに・薄く・何度も触れるのが正解です。
- 初期:全体像を把握(完璧不要)
- 中盤:過去問ベースで出題パターンを掴む
- 直前期:捨て分野を明確化
一気に詰め込むより、
長期間でじわじわ固める科目です。
環境の勉強時間配分の考え方
環境は、
やった分だけ点になりやすい科目です。
- 基本用語・単位・数値は早めに整理
- 計算問題は「捨てる・取る」を決める
- 直前期は頻出分野に集中
時間をかけすぎる必要はありませんが、
ゼロスタートは致命的です。
よくある失敗パターン
- 「後でまとめてやるつもり」が最後まで来ない
- 模試で悪くても「たまたま」と放置
- 計画と環境を同じ配分で扱ってしまう
計画・環境は、
後回しにした時点で負けが見える科目です。
計画・環境を後回しにしないための最低ルール
- 週に必ず触れる(短時間でもOK)
- 過去問ベースで進める
- 完璧主義を捨てる
「できるようになってから次へ」ではなく、
触り続けること自体が対策になります。
次に読むべき記事
👉「計画の勉強を後回しにするリスク」
計画を軽視した結果、どこで点を落とすのかを具体的に整理しています。
「なぜ計画は最後に回してはいけないのか」が腹落ちします。
👉「環境設備を得点源にする方法」
環境を安定得点に変えるための考え方を解説しています。
時間をかけすぎずに点を拾いたい人に向けた内容です。
